お引越しサポート実例です。ご新居で一番気になるのがクローゼット、使いやすいように収納にしたいというご依頼でした。引越し2日目に2人体制で、段ボールの開封とクローゼットを中心におウチ全体の収納のご提案をしました。掲載許可いただいたもの、ご紹介します。
引越し前のご提案
ご依頼者さまはご家族3人暮らし。保育園のお子様がいらっしゃいます。現在のご自宅とご新居が近いということもあり、お引越し前に事前訪問サポートでご自宅とご新居両方拝見しました。お引越しを機に物の整理をされて、実際に新居にもっていく物は厳選されるとのことです。
お引越しは物をいったんすべて出す事になりますので、物の見直しのチャンスですね!
クローゼットは衣装ケースを新規でも購入されるとのことでしたので、サイズを測って事前にご提案となりました。
ご希望を聞いてご提案したのは天馬のフィッツユニットケース。引出しの開け閉めがとてもスムーズなんです。
衣装ケースは3段がくっついたセットなどもありますが、1個単位のもののほうがおすすめです。単体のほうが組み合わせで高さを調節しやすいですし、他の場所で使う時はバラしたり、また買い足しにも対応できます。
また、衣装ケースは深さが何種類かあります。メーカーによって若干違いますが深さ18センチ前後、25センチ前後、30センチ前後が多いです。いれたい物によって使いやすい深さが変わってきますのであらかじめ何をいれたいか想定してから決めます。衣装ケースのメーカーのサイトには深さごとにどんな衣類がはいるか収納例があるので参考になります。
サポート作業
お引越し搬入の翌日にうかがいました。開封していない段ボールから物をだして収納場所を決めていきます。ただ空いているスペースに物をいれていくのではなく、普段の生活での使用頻度、動線を考えるのがポイントです。よく使う物は出し入れしやすい場所に置くことで、使いやすく片づけやすくなるんです。ですので、サポート中は「これ使っていますか」「どれくらい使っていますか」などたくさん質問します。
お引越し直後のお部屋
クローゼットの使い方
クローゼットは3つあり、一つは奥さま用。もう一つはご主人さまとお子さん用。そして残りはお子さんが大きくなるまでは納戸代わりに使うことにしました。
収納スペースを使う時は上段・中段・下段とわけて考えます。クローゼットも上棚がある上段、ハンガーパイプがある中段、床に近い下段とわけられます。
一般的には
上段は出し入れしにくいので、使用頻度低いもの・軽いもの
メインの中段には、日常使いの掛ける衣類
下段は洋服を掛けた下のあいたスペースに衣装ケースをいれて引出しに入る物
クローゼット左右や奥にデッドスペースがあれば使用頻度低い物
とイメージしていきます。
今回もこのようなイメージで収納場所を決めていきました。
実際に衣類や小物を収納したアフターはこちらです。
まだまだ余裕がありますね。こちらのクローゼットは実はL字型なので、
上段の左にはおさがりの子ども服、季節用品(水着など)、イベントグッズなどがおさまっています。
中段はご主人さまのお仕事用の服、
下段の収納ケースは普段着のシャツやボトム、そしてお子様の普段着
収納ケースの上はさっと取りたいもの(靴下やハンカチなど)、アイロンや毛玉取りなどをケースにいれておいています。
そして、こちらのクローゼットもまだまだ余裕ありますね。
上段には、バッグ類と季節外の小物
中段は掛けておきたい日常の洋服
下段はすべて衣類です。衣替えなしですみそうです。
衣装ケースの上はよく使うバッグや小物、アクセサリーケースも置いて、身支度や帰宅後の着替えが一箇所ですむようにしました。
仕組み作りで暮らしやすく
今回のお客さまはお子さまがまだ小さいので洋服もそれほどスペースをとっていません。これから成長とともに学用品や洋服の量やサイズも変わってくるので、その時は収納場所の使い方も見直しが必要です。
その時々のライフスタイルにあった物の収納場所、片づく仕組み作りをすると、日々の生活が暮らしやすくなります。
例えば、
探し物が減る
使いたい物がさっと出せる
散らかっても楽に片づく
家事の時短になる
こんな効果を実感することができます。
お引越し前後でお困りの方、今片づけにお困りの方、収納の使い方を見直したい方、整理収納サポートで暮らしを楽にするお手伝いをいたします。
お気軽にご相談ください。