キッチンの片付けをLINEでサポート
オンラインサポートのキッチンの片付けビフォーアフターです。お客さまとメッセージと写真でLINEのやりとりをしながら進めました。
片付けはどうやって進めたらいいの?
どこに何をいれたらいいの?
いざキッチンを片付けようと思っても迷うことも多いと思います。ですが、実はお片付けのとっかかりとしてはおすすめの場所でもあります。それは、期限がある食材を中心に要・不要の判断がしやすいこと、毎日使う場所なのでお片付けの効果を感じやすいこと、です。掲載許可をいただいたサポートの実例と片付けの手順をご紹介します。
片付けの手順
どんなキッチンにしたい?
最初に現状の困っていること、理想のキッチン、こんなキッチンにしたいというご希望をお聞きしました。全部を収納にしまいたいのか、飾りながら使いたいのか、おウチによってご希望は違いますね。どちらも正解です。大切なのは、困っていることを改善して、自分が使いやすく快適だと思うキッチンにすることです。
困っていること・希望
お客さまの困っていることとご希望の内容です。
【お困り点】
・作業スペースがない
・棚や引出しがごちゃごちゃして出し入れしにくい
・ストックを置く場所がない
・期限切れやダブり買いが多い
・使いたい物がすぐにでてこない
・食事作りに時間がかかってしまう
【ご希望】
・なるべく物を収納してスッキリみえるようにしたい
・食材やストックが把握できるようにしたい
・家族が自由に料理が出来るようにしたい
・自分の時間かないのでパパっと台所の仕事を終わらせるようになりたい
ご希望を伺って、今回のキッチンお片付けの目標をこうしました
時短キッチンを作る!!
・出しっ放しの物に収納場所を作る
・食材やストックを把握できるようにする
・家族もわかりやすい収納にする
片付けの進め方
片付けには順番がありますよ~
- STEP1 「 出して把握する」
- 収納場所から全部だして、不要な物を除いて持っている物を把握します
- STEP2 「分ける」
- 整理をして同じ仲間でまとめたり、使う頻度よって分けたりします
- STEP3 「収める」
- よく使う物が出し入れしやすいように収納場所を決めます
【出す】
全部出す、といっても一度にキッチン内のすべての物をだすと収拾つかなくなる危険があります。
一回で一つの棚や引出し全部出してみましょう。出した物の要・不要を判断して必要な物だけを元の場所にもどします。不要な物はもどしません。
オンラインサポートでは、場所ごとに出した物と残す物の写真を送ってもらいました。棚や引出しごとに残した物を書き出していくとわかりやすいです。
キッチン内の物を出して整理していくと、収納の中は必要な物、残す物のみになっている状態です。
【分ける】
次に分類をして、同じ仲間でわけます。今回はわかりやすいように細かく一覧にしていきました。
全部で58種類!!
キッチンは細かい物が多いので種類も多くなりますね。
【収める】
何をどこにいれるのかを決めていきます。
使用頻度高い物が優先です!
分類した物を収納場所に割りあてていきます。使いやすい場所はキッチンの構造や使う人の身長などでも違ってきます。使用頻度高い物が出し入れしやすいように考えます。
何歩で必要な物が取れるかな?
割りあてた収納場所に物を移動して、仮収納していきます。物の量や使い勝手をみながら場所の調整をしていきます。また、家電の配置なども動線を考えて置くと、ちょっとしたことですがスムーズな動きにつながります。
収納グッズは片付けのご褒美!
物がおさまって、収納場所が確定したら収納グッズを考えます。必要な物にしぼったら、並べるだけでも十分に分かりやすく収納グッズは必要ないかもしれません。収納グッズを使った方が出し入れしやすくなる、見た目を揃えたい、などご希望によって検討してみてくださいね。
片付けの最初に収納グッズを買うことはおすすめしません。片付けをするとあまることも多いです。まず最初にすることは物の整理!収納グッズは片付けた後の楽しみにとっておきましょう。
収納ケースにはラベリングをするとパッとみて分かりやすくなります。
片付けビフォーアフター
最初のステップの物の整理が一番大変だったのではと思います。最初は私からの質問が多かったですが、途中からはお客さま自身で考えて物を処分したり、収納場所を変えてみたりどんどん片付け力があがってきました!
試行錯誤することで自分に合った状態にしていき、ぴったりはまった時の快適さを体感していただけたのではと思います。
また、物の整理をすることで、「気に入ったお皿に変えたい」など今後のご希望も聞けて、お気持ちの変化も感じ嬉しかったです。
吊戸棚に使った収納グッズはこちらです
まとめ
毎日15分でもひとつの棚や引出しから始めて進めていけば、キッチン全体の整理ができ、それだけでも収納場所がだいぶスッキリするかと思います。こんな物が奥に入っていたんだ!という忘れていた物を発見することも多いです。
また、少しずつ進めることによって要・不要を判断するコツもつかめてきます。片付けの手順にそって是非やってみてくださいね。
1人ではなかなか片づかない、背中を押してもらいたい、という方には片付けのプロに頼るのも解決への早道です。暮らしとおウチにあったやり方で「どうやったら理想に近づくか」をご提案したり一緒に考えます。
お客さまより今回のオンラインサポートのご感想をいただいていますので、またブログでご紹介いたします。