お片づけサポートでキッチンのお困り箇所を見直しました。毎日使う物はとりやすいと家事もスムーズになりますね。お困り点と見直しポイントをあげてみました。
キッチン吊戸棚のお困り箇所
キッチン全体の片づけサポートをしました。今回はお困り箇所のひとつに注目。吊戸棚の収納です。
お悩みは
「ラップ類や保存袋などがとりずらい!」
「ひとつ取るとなだれがおきる!」
キッチンの吊戸棚でよくお聞きするお悩みです。積み重なっていると、ひとつ取るとまわりの物が横にずれたり、そのまま落ちてきたり、、、毎日使う物だとイライラしますね。さらによく見ると同じ種類の物が複数開封されて、どれも中途半端に使われていたりします。
ラップ類や保存袋を出し入れしやすく!
ストックが分かりやすく!
を目標に見直ししてみましょう。
見直し①使用頻度
ラップや保存袋、棚に置いてあるものはすべてよく使っている物でしょうか?
お客様と一緒に使用頻度を確認していきます。その結果3つに分けることができました。
1.毎日使う、よく使うもの
2.開封しているが、たまにしか使わないもの
3.未開封のストック
見直し②収納場所を分ける
見直し①で分類したものの収納場所を決めていきます。
1.使用頻度高いものは、出し入れしやすい場所、手が届きやすい高さの場所に。サッととれることが一番!
2.開封済で使用頻度低いものは、収納場所が分かればよいので多少出し入れしにくくてもOK。
3.未開封のストックは在庫管理しやすいように一箇所にまとめる
下段の右端に2の使用頻度低いものを置き、下段の真ん中の収納ボックスに3のストックをまとめました。ボックスを見れば、ストックが一目瞭然。そしてストックはこのボックスにはいるだけと目安の量を決めることができます。
見直し③収納方法
今回はもともとご自宅にあった収納グッズを2つ活用しました。整理をして収納場所がきまったら、収納グッズを使ってさらに使いやすくもできます。
■■ 上下を区切る ■■
『無印良品 アクリル仕切り棚』 ※高さ10cmと16cmがあります
棚の上部に空間がある時に、上下を仕切れます。使用頻度高いものが積み重ならずにとりやすくなりました。
そして、もうひとつ
■ 手が届きにくい高さの物をとりやすく ■
『不動技研 吊戸棚ボックス』 ※幅の違いでワイドとスリムがあります
吊戸棚の高いところがとりやすくなります。細かいものもボックス内にまとめておけるので、分類も分かりやすいです。
最初の棚ビフォーアフター
ラップや保存袋をいれていた最初の棚も、収納している物を見直して再度分類しました。上段は行き場所のなかったペーパー類のストック収納に。ゆとりもできました。最後にラベルは貼りなおす予定です。
【BEFORE】
【AFTER】
まとめ
収納のお困り箇所ひとつを例にして見直しポイントをお伝えしました。キッチンの物は種類も多く細かいですが、使用頻度で分けて収納場所を決めていくと分かりやすくなります。ご自宅の見直しの参考になれば嬉しいです
実際の片づけサポートでは、何をどれくらい使っているかや使用頻度はお客様によって違うのでその都度確認しながら最適な収納場所・収納方法をご提案しています。